7月21日（火）より4日間、2年生は待ちに待った東京への修学旅行です。

修学旅行1日目は、ミュージカル「ひめゆり」の観劇です。
このミュージカルのテーマは、平和。
『終戦から７０年－。平和の大切さと命の尊さを伝えます。』

太平洋戦争末期の沖縄で犠牲となったひめゆり学徒隊の悲劇をミュージカルとして描き、戦争の悲惨さと命の尊さを力強く描いたミュージカル座の代表作です。

先だって1学期の締めくくりとして岩崎校長から校内の「純真の碑」についてのお話がありました。今年、戦後７０年を迎えるにあたり、当時の中村高等女学校の３３人が犠牲になったという悲劇をあらためて心に刻み、平和を願う気持ちを忘れずにいたいと思います。
生徒たちは修学旅行でもそのことを思い出したのでしょう、真剣なまなざしで鑑賞していました。
「生きていること」という命の尊さを力強く歌い上げたフィナーレでは、涙が止まらなかったという生徒が何人もいました。特に看護科の生徒にとっては、「ナイチンゲール」の部分、看護婦の尊い使命の部分が印象的だったようです。

生徒たちの感想
「はいだしょうこさんの迫真の演技がすばらしかった！」
「感動してトリハダが立った」
「見る前は3時間は長いと思っていたけれど、迫力もあってあっという間だった」

平和学習を兼ねたミュージカル観劇を終え、バスから東京の街並みを観光、東京タワーを周り、無事ホテルへ到着。
「グランパシフィック LE DAIBA」、窓からの夜景がきれいなホテルです。
ミュージカルの興奮冷めやらぬ心地ですが、おいしい夕食にお腹も満たされ、明日に備えて早めに就寝を。

以上修学旅行先より1日目のレポートをお届けしました。
（引率A）