logo

文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」で3種のシミュレータ人形の導入

学科・コース, 看護科

本校の高等看護専攻科は、この夏に文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」で3種のシュミレータモデルを導入しました。

シミュレータモデルとは、医療用全身モデル人形に内蔵されている器機を使ってリアルな観察やトレーニングを行うものです。

1つ目は、「Konoha(コノハ)」という県内初、全国の高校でも5校しか導入していないモデルです。出産前から出産後の患者の状態を再現できるシナリオシミュレータです。少子化により病院実習が難しい母性看護実習も、校内にいながらリアルな体験をすることができます。

2つ目は、「Physiko(フィジコ)」というシナリオシミュレータです。フィジカルアセスメントという、全身の状態を観察することができます。瞳孔反射、血圧測定、呼吸音聴取などです。実際の医療の現場で出会う代表的な12の病気をシミュレーションし、フィジカルアセスメントのトレーニングができます。

最後に、「小児の身体診察シミュレータ」です。1歳児を想定した全身型のシミュレータで、呼吸・心拍・体温などの測定や、心音・呼吸音などの身体診察のトレーニングができます。

これら最先端のモデルの導入により、知識と技術のみでなく、観察力や問題解決能力が磨かれます。